なぜ、どれだけ成果を出しても“満たされない”のか──真の原因は“幼少期のある体験”かもしれない

成功しているのに、なぜか虚しい──その感覚の正体は?

「誰が見ても成功しているはずなのに、心のどこかが満たされない」
「次の成果、次の目標に走らずにはいられない」

そう感じる経営者の方に、私は何度も出会ってきました。
ビジネスで成果を上げ、人を動かし、大きな責任を背負っている。
けれど、ふと一人になったとき、得体の知れない「虚しさ」が襲ってくる。

この感覚の正体は、“今の成果や役割”では埋められない、
もっと深いところにある“承認欲求” なのかもしれません。


心の奥にある“空白”は、どこから来るのか?

人は誰しも、幼い頃に培われた「自分の価値」に基づいて、人生を歩んでいます。
とくに、親との関係性はその土台を大きく形作ります。

たとえば──

  • 成果を出したときだけ褒められた
  • 我慢やいい子でいることが愛される条件だった
  • 弱音を吐くと否定された、無視された

そんな経験があると、大人になった今でも
「何かを成し遂げないと、自分には価値がない」
という無意識の思い込みに縛られ続けてしまいます。

それが、どれだけ成果を出しても“虚しさ”が残る理由なのです。

この“思い込み”は、頭ではわかっていても、簡単には手放せません。
なぜなら、長年かけて心の深くにしみついた感覚だからです。

けれど、その思い込みに気づき、ゆるめることで
「今ここにいる自分に価値がある」
という感覚を、少しずつ取り戻すことができます。

それには──

  • 感情や無意識のパターンを丁寧に言語化すること
  • 過去の体験を否定せず、意味を見つけ直すこと
  • “戦わずに成果を出す”新しい自己像を築くこと

こうした内面のプロセスが欠かせません。
外からの評価や結果だけに頼らず、自分の内側からくる納得感で生きられるようになるのです。

成果を出し続けながらも満たされない人が
本当に求めているのは、
誰にもコントロールされず、無理せず、安心して自分でいられること。

その状態に向かうには、ただ「頑張る」だけではなく、
自分の心を理解しなおすというプロセスが必要です。

もし、あなたにも「心の奥の空白」に気づいている部分があるのなら

私は、経営者層のカウンセリング・コンサルティングを通して、
過去の心の傷やパターンを見つめなおしながら
新しい人生の土台を築くお手伝いをしています。

もしも、あなたが
「これ以上、無理を続けたくない」
「でも、何をどう変えたらいいのか分からない」
そう感じているなら、まずは一度、お話ししてみませんか。