こんにちは
心理カウンセラーの福山美咲です。
「なぜ、いつも同じことで悩んでしまうのか?」
経営判断の場面でも、家庭での会話でも、ふと気づくと似たような思考のクセに陥っていることはありませんか?
たとえば…
- 「部下に任せられない」「完璧を求めすぎてしまう」
- 「親の一言にいつまでも心がざわつく」
- 「成果が出ていても、なぜか満たされない」
それは、**あなたの中にある“思考パターン”**が影響しているかもしれません。
思考パターンは“性格”ではなく“習慣”
思考パターンとは、「物事をどう捉え、どう反応するか」のクセのようなもの。これは生まれつきの性格ではなく、多くは幼少期の経験や、親との関係性の中で身につけてきた“習慣”です。
たとえば、
- 厳しい親の元で育った人は、「常に正しくなければならない」と無意識に思い込む傾向があり、
- 甘えられなかった経験のある人は、「頼ることは迷惑」と感じる傾向があります。
こうした思考は、ビジネスの場面でも人間関係にも影響を及ぼします。
自分の思考パターンを知る3つのステップ
1. 【繰り返している悩み】に気づく
日常や仕事で、何度も繰り返してしまう“パターン”はありませんか?
「人に頼れない」「謝れない」「すぐに不安になる」など、感情が大きく動く場面を振り返ってみましょう。
2. 【そのときの思考】を書き出す
たとえば、部下に任せられなかった時、自分は何を思っていたのか。
- 「自分でやったほうが早い」
- 「失敗されたら自分の責任になる」
など、頭に浮かぶ言葉を紙に書き出してみてください。
3. 【その思考は、いつ・どこで身につけたのか】を探る
子どもの頃、似たような場面はなかったでしょうか?
- 認められるには“成果”が必要だった
- 感情を出すと否定された
過去の経験とつなげることで、今の思考パターンの“ルーツ”が見えてきます。
なぜEXECUTIVEにこそ必要か
経営者やリーダーは、自分の思考パターンがそのまま「組織の空気」や「人間関係の質」に直結します。
たとえば…
- 「成果主義」に偏りすぎると、部下が疲弊し、
- 「自分が我慢すればいい」という思考は、孤独や過労を招きます。
だからこそ、自分の内側の“無意識のルール”に気づくことが、ビジネスでも家庭でも、人との関係をより良くする鍵になります。
最後に:思考パターンは変えられる
「私はこういう人間だから」と思っていた思考は、実は“選んできた反応”の積み重ねです。気づきさえすれば、変えることも、手放すこともできます。
自分の思考パターンを知ることは、決して“過去を責めるため”ではなく、これからの自分を自由にするための第一歩です。
気が付くといつも同じパターンにはまっている。そんな風に感じた場合は抜け出す一歩です!
自分の思考パターンを知るための手掛かりとしてもカウンセリングは有効です
カウンセラーから質問を受けることで
自分が何にこだわっているのか、何を当然の前提として生きているのかが確認できます。
思考が整理されるだけでなく、自分を客観視することができるのです。これって自分ではなかなかできないことですよね。
自分では気づけないことに“気づける”カウンセリング、ぜひ一度うけてみてくださいね
あなたの思考はいつから、どうしてそうなったのかきっと大きな発見がありますよ